「若者たち」
けいこをたっぷりやりたかったので、森川氏は「俳優は無名に近い新人を起用、ロケーションをふんだんに使って、社会の底辺に生きる若者たちの行動をエネルギッシュに描こう」としました。
フィルム(ロケ場面)とビデオ(スタジオ場面)の画質の違いが出てもいいと、ロヶ部分をふやしていきました。
ドラマの舞台は千葉市郊外の海岸のある町、佐藤オリエは漁業組合の事務員、橋本功はダンプカーの運転手と職業もはっきりしてきました。
ところが、脚本の完成が遅れ、撮影は迫ってしまい、本を印刷するヒマがない。
役者はセリフをおぼえられない。
出来た脚本は打ち合わせのときと違い、作ったセットは使えない。
配車した自動車と全然違うコースに変わって総務局から文句がきます。